2023.03.27
今回は人数制限をして各町会役員を中心に10人〜12人の参加です。荻窪地域活動係3人、天沼消防所、天中レスキュー隊が参加団体です。訓練は2部制で1部はドローンで被災者のサポートを行いリヤカー、タンカ、車イスで救出をレスキュー隊が実施しました。2部は天沼消防所の指導で三角巾、AED操作、タンカ組立訓練を室内でその他室外では救援所に入っている備品の使い方と高齢者や障がい者の擬似体験訓練です。
開会は本天沼東町会石原会長から今回の合同防災訓練の趣旨と荻窪消防署天沼出張所所長から約3年ぶりの訓練であり高齢者や障がい者の擬似体験を経験して欲しいとの挨拶でした。
第1部は天沼8町会防災訓練では初めてドーローンを使用した訓練です。
準備から訓練まで地域防災コーディネーター育成機構の方に指導をしていただき
最新の防災訓練をしました。ドローンは上空から被災状況を見ながら救助のサポートをし実際の災害時には道路状況や火災状況を地上に連絡し安全を確保しながら
救助活動に役立てるものです。今回救出に向かったのは天沼中学校レスキュー隊です。リヤカー、タンカ、車イスに被害者をのせ救助に向かいました。このような
活動は高齢者には難しく中学生、高校生など若い方の力が必要です。
第2部は2班に分かれ室内でタンカ組立訓練、AED操作訓練、三角巾の使い方です。タンカは毛布と棒を使っての訓練、三角巾もいざという時は家庭にあるもので応急処置ができます。
新校舎の一階部分では災害時に使用する資材の使い方、ジャッキやハンマーなど
普段持てないものの説明を受けました。高齢者や障がい者の擬似体験は貴重な時間だったようです。参加者は擬似体験で災害時の寄り添い方を勉強しました。
閉会では天小の松野校長が地域と児童、特に祭日などの町会防災のあり方を天中の松尾校長はレスキュー隊の参加についてこれからもレベルアップしていきたいと挨拶して閉会しました。
訓練場所:
天沼小学校 地下1階及び校庭
訓練内容:
第一部
ドローンによる地域観察
被災者の救護・搬送訓練
第二部
AED取扱い、心肺蘇生法、包帯法、
応急たんか作成、油圧式救助器具取り扱い訓練など
主催:天沼地区防災会連合会
協力:一般社団法人地域防災コーディネーター育成機構、荻窪消防署天沼出張所、杉並区防災課、天沼中学校中学生レスキュー隊
2023.03.15
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地域と共に
共助を考える
つどい
2月23日ウェルファーム杉並(天沼区民集会所)で上記講演会が行われました。
1部はファシリテーターの鈴木さんを中心に”地域でつながる”をテーマに南相馬から狩野さん、天沼から鹿野が自己紹介を含め震災から取り組んできたことを紹介しました。
◎狩野さん:シンガソングライターとして活躍していましたが震災後「みんなのうた」をきっかけに南相馬と杉並の子どもたちをつなぎ多くのイベントを開催。自身も南相馬に移住。
◎鈴木さん:現在は企業、地域、NPO、行政、学校、医療介護など多岐の分野で被災地などの要請を受けて支援活動を行っている
◎鹿野:毎朝のラジオ体操を通して見えること、つながり等を紹介
2部は杉並区井荻村初代村長の”内田秀五郎”を題材にした浪曲を玉川大福師、曲師 玉川みね子師共演で「内田秀五郎一代記」を一席。
2023.03.15
ハンドブック研修会が2月20日(ウェルファーム杉並)、21日(杉並区役所)、27日(永福和泉地域区民センター)に行われました。
趣旨はハンドブック基礎編(2020)とハンドブック2(2022)の制作目的と事例の紹介です。
一部
◎町会・自治会HANDBOOK1
・町会・自治会の基礎編です。どこでも行われている活動の趣旨と意味。会則、名簿会計、行政との関係、最後に事例を紹介しています。
◎町会・自治会HANDBOOK2
・町会はなぜ必要か? アンケートから見えてくること。町会に対する考え方は多様であり地域性や持っている特性、規模などにより活動の仕方もそれぞれありこのやり方が正しいという答えは無い。事例集。
二部
◎事例1:これからの町会・自治会活動(P38 )
”誰も取り残されない社会”の紹介
◎事例2:複数の町会・連合会による地区町会連合会の活動紹介
◎事例3:毎朝のラジオ体操から見えてくること
三部
二部終了後に参加者がグループトークを行い所属する町会の紹介や質問を行い最後にグループの
代表者が討議内容を発表。
2022.12.06
11月20日の朝9時半に発災、自宅から震災救援所に向かい”救援所立上げをする訓練”を行いました。最初に集まった人で外倉庫から初動ボックス(4箱)を校門前に搬出、その後施設管理部により学校周辺、校舎、校庭の確認後参加者がアリーナに入りそれぞれの部活動に移る訓練です。
総務情報部(初動/総括班)、救護支援部(初動/衛生班)、物資管理(初動/避難者対応班)、
施設管理部(初動/施設安全点検班)が主な役割です。初動ボックスの確認後実際にどう活用するのか、何が足りていないのか?各班問題点が浮き彫りになりました。感染症対策のために受付を2箇所設けることなど訓練を通して改善点や修正するところがありました。各班が次回の連絡会までにまとめ発表する予定です。
日曜日にも関わらず、天沼消防所、防災課、事務局(学校支援課)には大変お世話になりました。ありがとうございます。課題を残しつつ有意義な訓練を挙行することができました。
2022.04.19
令和4年4月18日(月)に天沼地区町会連合会の防災訓練の一環として
首都圏防災情報シュトボーMeeting(NHK・天沼地区)と題した研修会がおこなわれました。
コロナ禍が収まらない中で各町会から4名〜5名の制限をつけての開催のため充分に周知ができなかったことをお詫びします。NHKでは4月21日(木)11時30分〜放送の「ひるまえほっと」で紹介される予定です。また、NHK公式HP「首都圏ナビ」で紹介される可能性もあるようです。
最初に天沼三丁目西町会の中川会長から、今年は地震が多く首都直下地震も懸念されている。今日の研修を持ち帰って参考にしてほしい旨、あいさつがありました。
テーマ:「在宅避難」「木密地域」
天沼は地勢的に見て水害よりも震災時には火災の被害が想定されるようです。
この辺りは木密地域のため、救急車や消防車が入りづらいところもあり(ここでは実況中継がありさすがにNHKの研修会でした)火が回りやすいことを考えバケツや消化器をわかりやすいところに置くことや、コロナ禍の災害は避難所に行かれないケースもあり、自助が大切になる。そのためにはどうすればよいのかを講師の草野かおるさん(防災士・イラストレーター)から在宅避難をテーマに実体験や研究成果をお聞きしました。
100円ショップで揃えられる防災備品(本来の使用とは違う使い方)を紹介しながら「食」「トイレ」の大切さ等日頃なかなか思いつかないアイデア満載のとても有意義な研修会でした。
・司会進行はテレビでお馴染みのNHKアナウンサー 近藤泰郎さん
・参考:「おうち避難のためのマンガ防災図鑑 」 草野かおる著 Amazon防災関連本1位
2023.02.10
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1月27日に杉町連は第九消防本部(消防救助部隊施設)と立川市の大山自治会を訪れ研修会を実施しました。
第九消防本部(消防救助部隊施設)
消防救助部隊は東日本大震災を教訓に緊急消防援助隊の受け入れや大規模防災拠点として整備されたそうです。
平常時と緊急時に対応し特殊訓練を行い災害に備えています。特殊車両も多くウイルスや放射性物質等の対応もしています。
日頃見ることができない業務と役割をお聞きして私たちのできることは少ないですが災害や防災に備える心構えを勉強しました。
大山自治会
東京都立川市
大山自治会
地域:団地自治会が中心となって「全世帯名簿」を作成、高齢者・こどもの見守 り、安心コミュニティ形成活動を行っている
主な分野:「住まい」・「高齢者見守り」・「子育て」・「居場所」・「ボランティア」
主な関係者: 団地自治会会員(1300 世帯、3100 人が全加入、65 歳以上は 900 人)
キーワード「全世帯名簿」/団地自治会/孤独死ゼロ/「創年クラブ」/被災者受け入 れ/葬儀ボランティア/大山ママさんサポートセンター(MSC)
大山自治会 は加入率100%を誇り、孤独死ゼロを達成しています。よく団地だから入会率が高いのではないか?と言われるそうですが
ここまで来るには大変苦労されたそうです。平成12年には三宅島噴火の避難者(18世帯)、平成23年には東日本大震災被災者280人を受け入れています。
まさにスーパー町会・自治会です。参加された町会長や役員の方にも参考になる講話を伺いました。
2023.04.01
天沼地区町会連合会 会長 鹿野修二
岸本区長が出席されて“コミュニティふらっと本天沼”の今後のスケジュールと整備について説明がりありました。施設再編成計画には使う方達の思惑と区の方向性にまだ乖離があります。
各町会長からの発言が無かったのは、もともと区立児童相談所を作ることが前提で再編計画がスタートしたと聞いています。コロナ禍を含め近年若年層の自殺や家庭内外の暴力問題が児相の開設目的です。この事を考慮すると天町連に関係のある天沼サロン等に皺寄せわきていますが地区連として理解できるところは協力をする姿勢の表れだと思います。(場所が民間施設、利用料金負担増)
説明会の最後に長寿応援ポイントに対して区へ苦言を述べた方がいましたが実情を把握してない様に感じました。利用者は今までの利用状況を変えたくないと思うのは理解できます。
それでも子どもたちの苦悩を担当する部署は何より替えがたく必要です。
利用料金負担の一部をカバーしいるのが杉並区の長寿応援ポイントです。
ポイントは天沼サロン、天小朝遊び、弁天池公園のラジオ体操などで配布され“すぎなみギフトカード”として一部が寄付として還元され活動の負担をカバーしています。
ラジオ体操の運営費の殆どは寄付で成り立っています。
長寿応援ポイントからファンドも設立され地域の支え合いにも貢献しています。
天沼では2015年に天沼中学校吹奏楽部と南相馬原町一中吹奏楽部が南相馬市で交流深めています。この活動の費用は長寿応援ファンドから助成を受けたものです。
旧若杉小の今後の計画に興味を持った方も多いように見受けられました。
地元・地域の方の考え方や協議会の設置の話は出ましたが言及がなかたのが区のグランドデザインです。現状のウェルファームはほとんどが行政使用になりました。区の施設としての位置付けです。このような施設は地域の施設とはいえません。区全域の施設です。
旧若杉の整備はその一部として地域に開放する部分があるのか?また天中の整備に地域に関する施設を考えているのか?区の考え方、住民の参加方法、天中と地域(施設として)の関係を整理して今後のスケジュールを組み立ててほしいと考えています。
15年前には旧若杉は大きな空間を残してほしい。震災救援所を残すこと。が若杉のあり方として
地域からの要望がありましたが今後若杉をあり方を考えるときは一回この呪縛を解く方が良いと考えています。この条件を一度0にして進めることを望んでいます。(ここはかなり個人的な意見です)