荻窪の著名人

荻窪(杉並)には戦前、戦後を通して多くの文化人が住んでいました。阿佐ヶ谷の文士村に影響された作家をはじめ絵画、能楽師や作曲家、作詞家などその存在は多岐にわたります。こうした、知識人の作った環境が天沼に住む人々の誇りでもあり郷土愛に通じるものです。

小柴昌俊(こしばまさとし)

◆昭和元年  愛知県に生まれる◆昭和26年 東京大学理学部物理学科卒業◆昭和30年 ロチェスター大学大学院修了◆昭和45年 東京大学理学部教授◆昭和49年 東京大学理学部に高エネルギー物理学実験施設(現東京大学素粒子物理国際研究センター)を設立、ドイツ電子シンクロトロン研究所(DESY)における国際協同実験DASP、JADEを組織◆昭和60年 ドイツ連邦共和国功労勲章大功労十字章受章◆昭和62年~平成9年 定年退官、東京大学名誉教授、東海大学理学部教授◆平成14年 ノーベル物理学賞受賞◆東京大学名誉教授◆東海大学理学部教授◆世界で初めて超新星爆発からのニュートリノの観測に成功、 これによりニュートリノ天文学という新しい学問を切り開く Super-Kamiokande 実験(Kamiokande の次期計画)においてニュートリノに質量があることを世界で初めて発見 ◆現在杉並区下井草に在住。